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福岡県生協連30年のあゆみ



 

地域生協

エフコープ生活協同組合グリーンコープ生活協同組合ふくおか

エフコープ生活協同組合

エフコープ基本理念「ともに生き、ともにつくる、くらしと地域」を基本理念に、協同の力で安心して暮らせる社会づくりを進めます

エフコープは1983年に福岡県内にあった5つの地域生協の合同によって誕生し、以来福岡県全域を事業区域に組合員とともに事業や活動を展開しています。
2019年には、新たな長期的指針となる「エフコープ2030年ビジョン」を策定しました。このビジョンでは「食」「ひと」「未来」を柱に、エフコープの事業経営と組織づくり・人づくりによって支えられる事業や活動を展開することで、豊かなくらしと地域の実現をめざすことを示しています。生協運動との親和性が高い「SDGs」の基本理念「誰一人取り残さない」をエフコープ基本理念に重ね、このビジョンの実現に向けたとりくみを進めています。


組合員の思いや願いに寄り添い、多様なくらしに応える事業

◎共同購入事業

県内16支所から毎週約20万人の組合員へ商品を配達しています。アプリを使って注文や届いた商品の使用状況の把握ができるなど楽しみながら便利に利用できる仕組みづくりを行い、多くの組合員に利用いただいています。また、コロナ禍で影響を受けた地元の商品を地域単位で企画するほか、2022年度は北九州市の旦過市場で発生した2度の火災を受け、商品を通じて復興応援企画を実施し、見舞金を贈呈するなど地域に根差したとりくみを行っています。


◎店舗事業

県内で15店舗を展開。各店舗ではLINE公式アカウントから催事情報やおすすめ商品などの情報を配信するほか、月齢にあわせたオリジナル商品の品ぞろえや「アレルギーに配慮した商品コーナー」の設置など、子育てのサポートを進めており、2023年6月には13年ぶりとなる新店のオープンを予定しています。


◎福祉事業

高齢者・しょうがい者福祉としてさまざまなサービスを展開するほか、子ども・子育て支援事業として県内の自治体からの受託で複数の児童館・放課後児童クラブの運営を担っています。


くらしの課題をともに学び、考え合う組合員活動

◎分野別活動(食、平和・国際交流、くらしと福祉、環境)

・食の活動として、さまざまな学習会などが県内各地で開催されました。開催にあたっては、オンラインでの参加も併用するなど、参加の幅が広がっています。
・平和活動としては、2022年で28年目となる組合員が被爆者から直接お話を聞き、書き記した被爆体験証言集「つたえてください あしたへ……」第27集を発刊しました。2020年には新型コロナウイルス感染症拡大の影響により延期となりましたが、2021年から刊行を再開。世界的に平和の重みが増す中、今後も全国の生協や被爆者団体などともに戦争体験や被爆の実相を次世代へ継承する活動を続けていきます。
・くらしと福祉の活動としては、「すべての人たち」が「人間らしく生きること」を実現するための学びの場づくりなどを継続して行っています。
・環境活動として、資源回収に関する協定を締結している大木町と協力し、町立小・中学校から回収した給食の牛乳パックを利用してできたトイレットペーパーを学校に納品する資源循環・リサイクルのとりくみが評価されました。「令和4年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰環境大臣賞」を受賞したほか、事業所を有効活用して4団体と協働で2020年から開催しているフードパントリーや店舗でのフードドライブが評価され、「令和4年度福岡県食品ロス削減優良取組知事表彰」を受けました。


安心して暮らせる地域社会へ

◎復興応援活動

発災から12年を迎えた東日本大震災や7月で6年となる九州北部豪雨での復興応援活動として、被災者、被災地域に寄り添う支援を継続して行っています。東日本大震災の復興応援活動がご縁となり、2022年度も東峰村のゆずと福島のりんごを使って開発した商品の原料となるゆずの収穫を組合員とともに行ったほか、「東峰村えんプロジェクトの会」とともに福島県で開発されたかぼちゃを東峰村の休耕地を活用して栽培・収穫した後、一部の店舗で販売し、売り上げの一部をフードバンク団体や子ども食堂に寄付しました。また、今年2月には、東峰村買い物支援プロジェクト「とうほう百貨店」のとりくみが評価され、東峰村の3団体とともに「ふくおか共助社会づくり表彰」を受けました。


◎自治体等との包括連携協定締結

地域課題の解決に向けて自治体等とさまざまな分野において相互に協力する「包括連携協定」では、新たに筑紫女学園大学、粕屋町と協定を締結しました。今後も地域資源を活用した産業振興や子育て支援など地域における課題解決のパートナーとして幅広い連携を進めていきます。


◎地域見守り活動

定曜日定時間帯に配達する共同購入や夕食配達を通じて、組合員のくらしの変化の気づきから人命救助などにつながる事例が2022年度は15件ありました。今後も事業を通じて地域の見守り活動を推進していきます。


最後に

2023年度には設立から40年を迎えます。40年間、人と人とのつながりによって育んできた大切な財産を守りながら、これまで以上に事業や活動を通して組合員や地域のくらしに寄り添い、これからのくらしの変化への対応や地域の課題解決に向け貢献していけるようとりくみを進めてきます。

 

エフコープ生活協同組合

■所在地/糟屋郡篠栗町中央1-8-3
■設立年月日/1983年4月1日
■TEL/092-947-9000

 


グリーンコープ生活協同組合ふくおか

「生命(いのち)」を生み出す「母親」がその「生命」を一番大切に考えたいと思う気持と「平和」がグリーンコープ運動の原点


「生命を育む食べもの運動」

全ての商品に厳しい基準を設け安心、安全をお届けしています。日本の農業、酪農を守るため、生産者の皆さんと顔の見える関係を築き、継続可能で未来に希望が持てることを大切にしています。災害時には収穫の応援やカンパ金をお届けし、人手不足の時には援農に入っています。気候変動による農業、酪農の更なる大変さを実感し2021年度「気候危機に関する宣言」を確認しました。
メーカーと交流を行い、さらに、グリーンコープ基準が守られているか組合員が工場を訪れ商品の確かさ確認活動も行っています。
遺伝子組み換え反対運動、ゲノム編集食品反対運動、種子を守る運動など食べものの安心・安全を守る運動を進めます。



「みどりの地球をみどりのままで未来の子どもたちに」

くらしのゴミを減らし環境を守るため4Rに取り組んでいます。商品はビン化しています。現在は包材の脱プラに積極的に取り組んでいます。箱崎埠頭の遺伝子組み換え自生ナタネの抜き取りを年に数回行っています。河川や海を守るため「せっけん運動」をすすめています。「生命と共存できない原発はなくしたい」「原発の電気を使いたくない」という願いを叶えるために、発電所を作り、電気の共同購入事業を行っています。組合員に供給するグリーンコープでんきは、2018年10月より「原発フリー」を実現しました。一日も早く原発のない未来をつくるために、グリーンコープでんきの利用を組合員に呼びかけています。
また「託送料金(電線使用料)」に関する疑問が生まれ、その検証を続けてきましたが、託送料金に2つの負担金が転嫁されることは違法と考え、行政訴訟を行っています。


「住んでいる街を住みたい街に」
@夢ヲかたちに理事会

「住んでる街がこんな地域だったらいいな」と願う一人ひとりの夢を実現していくために「夢ヲかたちに理事会」を開催しています。少しずつ「みんなの居場所」など夢が形になり、地域とのつながりも広がってきています。


Aグリーンコープは組合員主権です

77地域の地域委員会が毎月さまざまな運動課題や、地域を豊かにしていくために課題を話し合いながら、楽しく活動をしています。地域組合員の一人ひとりの意見を大切に話し合い、決定しています。


B地域福祉と子どもの居場所づくり

福祉事業のほとんどは、社会福祉法人グリーンコープの事業で、高齢者福祉・生活応援・配食サービス・子育て応援・無料定額宿泊施設・ファイバーリサイクルなどがあります。
地域福祉を支える財源のひとつとして組合員が毎月100円拠出している福祉活動組合員基金があることも大きな特色です。グリーンコープ独自の居場所が8ヶ所、認定こども園1ヶ所、企業主導型保育所1ヶ所、小規模保育園1ヶ所、保育園1ヶ所、幼稚園1ヶ所を開設しています。また地域や行政の子ども食堂、学校の朝食会等にも食材提供の協力をしています。
2021年田川市子どもの居場所づくり事業サポーター業務に関する協定を結びました。


組合員の願い=運動を事業にし、
その担い手としてのワーカーズ

ワーカーズは、運動を労働として実践しています。業種は、配送・お店・キープ&ショップ・食育・福祉・ファイバーリサイクル・生活再生・組合員事務局など多岐にわたっています。働きながら“私”自身の思いや考え、時間も大切にしたい“私”が、生き生きと働けるそれがグリーンコープのワーカーズです。安心して暮らしていける地域づくりを実践していきます。

行政との連携

2022年には新たに太宰府市と「災害時における物資の供給及び被災者支援相談等に関する協定書」を結びました。
また、買物カーの依頼箇所も増えました。
グリーンコープの理念・運動を知った行政や地域からの相談も増え続けています。地域の困りごと、願い事がグリーンコープなら叶うかもとの信用・信頼にこれからも応えていきます。

生活再生事業と就労支援
生活困窮者自立支援法に基づく事業

生活再生事業として多重債務やお金のことで問題を抱えている方の家計相談と、生活を再生していくための生活資金の貸付、金銭教育などを行っています。生活再生事業を広げていくために生活再生貸付の仕組みを増やして利用しやすくしました。組合員対象の就労支援「働くこと、一緒に考えます!」や多様な働き方をする職場作りをすすめています。生活困窮者自立支援法に基づく自立相談支援事業、家計改善支援事業、就労準備支援事業を受託して、相談者に寄り添い、相談者自身が解決方法を考え、自立した生活ができるように支援しています。福岡県から委託を受け、ひきこもり地域支援センターサテライトオフィスを運営しています。


「コロナ特別配達」も行っています。組合員から「涙が出るほど嬉しい」とお声をいただきました。これからも「支えあい助けあう」ことを大事にしていきます。
SDGsは今では世界中で当たり前になってきましたが、これらは全て、グリーンコープが創設以来大切にしてきたことでした。地球温暖化、気候危機をとめることが喫緊の課題となっています。地球と未来の子ども達のためにグリーンコープ運動を発信、実践し続けます。


グリーンコープ生活協同組合ふくおか

■所在地/福岡市博多区博多駅前1-5-1
■設立年月日/2001年3月21日
■TEL/092-482-7770
 
 
〒812-0016 福岡市博多区博多駅南1-3-11博多南ビル9階  TEL:092-472-7338 FAX: 092-472-7336  
 
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